mymusicallife’s diary

韓国ミュージカル観劇日記にする予定です(`・ω・´)予定は未定

【韓ミュ】ミスターマウス 2017/3/17.18 感想

以前にツイッターに載せた感想シリーズですw

感想書いてたらあらすじとかセリフとかも書き出しちゃって収集つかなくなったから、

とりあえずざっくり全体の感想を。メモ的にいまさら。

《原作とミュージカルの違う点》
話のラインは原作で、いらない部分を削った印象。
インフの性格も違う。
お母さんに会いたい気持ちは変わらないけれど、ミュージカルでは亡くなっている。
インフを想いながら。訳あっての離れ離れなんだなと。
原作は頭がよくなったことで同僚にバカにされていたことに気づいていたけど、

ミュージカルは理解ある居場所だった。

主題は色々な「愛」なんだなと。「家族愛」「恋人に対する愛」「友情における愛」。
今まで分からなかった現実の黒い部分に翻弄されるというよりは、

それに伴って知ることの出来た愛情がメインなのかなと。

だから全体を通して暖かみがある作品だと思った。
レビューで出来すぎた話ともあったけど、主題を絞ってきてまとめてきたなと。
私は好き←聞いてない


特に母親への愛情は、最初から最後まで歌やセリフで出てくるし、インフの「核」なんだなと。

その気持ちだけで動いてる。


《お母さんが良い子にしてたら迎えにくるといったから》ジャジャルにいる。
《頑張ればお母さんと会えるから》頭が痛くなってもプロジェクトに参加する。
《お母さんが自分を見つけられるように》勉強頑張って有名になりたい。


知能が発達してからチェヨンとの恋も始まる。原作は色々あったけど、すっきりしてていい!

楽しい素敵な世界を象徴してるよね。
ヨンジョンさんはホンインフ、ソンチョルインフと演技プラン変えてた。
どちらも自然体でいい!てか、もともとヨンジョンさんラブ←


物語後半に向けては「幸福」が主だった。
インフが過去と向き合って、「自分の幸せとは」を考えていく。
ここらへんからだいぶ泣いてます。


心の中の7歳のインフに向けて「お前なしでは幸せになることはできない」と告白してる曲は最重要曲だと思うんだけども、OST入ってないし歌詞もなかったからどよめきました。
私の心の中で。


ラストに向けての展開。父との再会、母の想い。知能を発達させたことで知ることが出来たことだけど、でもとても悲しい。
ホンインフもソンチョルインフも素晴らしかった。

バッジを「幸運の蝶々」といっていたけど、本当に幸運を運んでくれたのかな。
なにせあれが始まりだし。幸せだったのかなー(エンドレス)
(ちなみに「どん底」でも幸運のネックレスでてくるけどそれで殺人者になっちゃうよ)

曲はブラメリとパルレを合わせたような。テハンノ作品だね!という印象。
2作品とも好きな私にはありがたくてたまらない(笑)
案外舞台装置がたくさんあって大きいし、あのくらいの舞台じゃないと作れないのかなーて思ったけど、昔の動画みた時小さかったから、今回用に作り直した部分ありそうだなと思った。
影の部分とか舞台床とか炎のシーンとか照明を駆使してた。
ただ、迷路とイヌが入っているケースが通常サイズだから、あの舞台に対しては小さいし、重要な小道具のわりにはって感じたし、あの会場より0.8くらい小さい会場でもよかったんじゃないかなーとか思ったり。
(それだと更にチケット問題出てくるけど、それは作品の問題ではないからなw)

ホンインフ、もともと数年前にオファーがあったときにやりたかった作品といっていたし、思い入れが強いんだなと演技観てて感じた。
何より楽しんでる!!それがすごい伝わる!!
設定と実年齢が近いからか、頭がよくなった時にする、何気ないしぐさや表情が等身大。
あと終始演技が細かい。


インフの楽曲も「無垢」「恋」「混乱」「過去」と様々あるなかで(もっとあるけど)、歌声にその曲のストーリーがみえて、なんでこんな表現が出来るだろうって思いながら観てた。
席は1階席の一番後ろとかだったけどぞくぞくしたから、前方で観てたらどんな顔してみたらいいかわかんないやつだわw
しかし色んな面をみせてくれるミュージカルで、ほんと脚本演出音楽色々な方に菓子折りです。